
カッコつけると、人は変わるか?
今日、僕は「原稿の不備がありまっせ」というメールで5時に起きました。なんとか7時に原稿を修正してメールを送ろうとしたら、ファイルが壊れてデータが消えました。幸先よい大型連休のはじまりです。
GWといっても仕事と休みの区別がない生活を送っているので、休日や祝日という言葉に敏感ではなく、いまでは曜日感覚もあまりないような気がします(そこはちゃんと持っててほしいけど)。
そもそも休日や曜日感覚がなくなったのは2年前。会社員だった僕はふがいない人生(と思っていたし、おそらくそうだった)を変えたくて「何かのきっかけになるかも」と、土日にコーヒースタンドをはじめました。
近所の飲み屋さん「カメヤ商店」を間借りして(亀さん、いつもお世話になってます)、週末の朝のみオープンするという限りなくニッチなコーヒースタンドです。
いまだから言えますが、僕はどこかのコーヒー屋で働いたこともなく、おまけにコーヒーの知識も曖昧(いまでも怪しい)。コーヒーに詳しい人に淹れ方を教えてもらったものの(一応、たくさん練習はしたけどね)めちゃくちゃ自信がないまま、コーヒ

ぼくたちの失敗(森田童子 風)
はーるの、こもれびのなかでー、きみのーやさーしさにー
新生活、田舎から京都で大学生活が始まった僕は、田舎コンプレックスに悩まされていました。
前提として、地元ではずっとサッカーをしていたのでバイトなんかできるわけもなく、服なんて買えなかったから、おしゃれとは程遠い暮らをしていました。
だから、花の都大京都のキャンパスにいる大学生がキラキラまぶしくてしょうがなかったんですよね。
反面、自分を見たらダサくてカッコ悪くて、とても恥ずかしく感じていました、いわゆる自意識過剰ですね。
振り返ると、別にまわりの全員がおしゃれなわけじゃなかったけど、「田舎から出てきた劣等感」をヒシヒシと感じていたわけです。
「お前、田舎者だな」って思われる恐怖から、僕はバイトをしては稼いだお金をほぼ服代にしていました。
当時、どんな格好をしていたかは覚えてないけど、なぜか「デニムを履くのはダサい」と思い、黒いパンツとか履いてました(それこそダサい)。
おそらくデニム=カジュアル、カジュアル=田舎者と頭の中で組み込まれていたようで、頑なにデニム履

僕はクリエーターになりたかった
あっという間に過ぎた今年の3月。 前半はTORAYAさんとオカタオカさんに、後半はhaseさんといわもとまきこさんに展示をしていただきました。 展示していただいたみなさま、あらためて感謝もうしあげます。 そして、横浜からほど近くのそりまち(4代目相棒)…ではなく、たんまち(反町)に多くの方にお越しいただき、こちらも感謝してやみません。 そんな駆け抜けた感満載の月でしたが、少し落ち着いたとき、ちょっとだけ思い返すことがありました。 僕は6つ上の兄がいます。 美術好きの兄は27歳で会社員を辞め、そこからカメラマンの道を目指し、いまはフリーのカメラマンとして仕事をしています。 僕は幼いころから兄の背中を追い、大きな影響を受け成長したので、兄のようにクリエイティブな仕事に憧れていたし、その素質が自分にもあると心の奥底で思っていました(大きな勘違い)。 ちなみに、僕は図工の成績は悪かったし、いま記入欄に「執筆業」なんて書くことがありますが、国語も鳴かず飛ばずでしたよ(良かったのは体育だけ)。 兄のように、なにかを生み出す人に憧れを持ちながらなんとなく大学を