
真面目と不真面目のあいだ
最近、ひとつの仕事を自ら辞め、ひとつの仕事が終わり、ひとつの仕事の依頼を受け、ひとつの新しい仕事が始まった。 だからなんだって感じだけど、あたらめてこう書いてみると、なんか「生きている」って実感したんす。 自分で言うのも何だけど、僕の根は真面目で融通が利かず(高倉健なみに)不器用なところがある。その性格からか、最近仕事をしてて「仕事なめんなよ」とか「魂込めてやれよ」なんて言葉をよく口にする(小心者だから心の中でね)。 ちなみに、“魂込めて”は1992年のアジアカップで三浦知良がゴールを決めて「魂込めました、足に」の影響(それ、どうでもいい)。 その昔、元ジャニーズ事務所所属だった反町ッス隆史(平家派ね)が「言いたいことも言えないこんな世の中は」と歌っているけど、最近の僕は「言いたいことを言う世の中」で生きているように思う。 でも、数年前まで「言いたいことも言えない」反町ッスな自分だった。 会社員時代、極度に自分に自信がなくて、言われたことを怒られない程度にやり過ごすことばかり考えていた。プライドなんかなくって自分の気持ちは極力抑えて、受け身で毎日