「お目にかかれて、ありがとうございます」って、言われたことありますか?


それは電車に乗って座っているとき、ある駅でおじいさん(推定80歳、小田和正似)が沢山の荷物を抱えて乗ってきました。 足元がおぼつかないので、僕が席を譲ろうとすると、「次の駅で降りるから大丈夫です」と、にこやかに話してくれました。

ちなみに、これは「席を譲ろうキャンペーン」ではありません。

「席を譲る」って普通はここで終わりだけど、そのおじいさんは次の駅まで僕に少し話しかけてくれました。 そして、目的の駅に着くと、「お目にかかれて、ありがとうございます」って言葉を残して電車を降りていきました。 なんだろう、この嬉しい気持ちは…。いやいや、こちらこそ「お目にかかれて、ありがとうっすよ」って感じで、そこからの帰り道はなんだか笑顔になっていました。

もう一度言いますが、これは「席を譲ろうキャンペーン」ではありません。

ただ、「僕がおじいさんなったとき、こんなに丁寧な感謝を伝えられるのかな?」って思ったわけです。 歳を重ねるごとに(もはや中年なので)、若者と触れ合う時は、「人生とはね、」なんて分かったような立ち位置で振舞ってしまいがちな僕。(人生なんて全く分かってない) そんな自分って、なんだか小さいな〜と感じた今日。 でも、おじいさんのように振る舞うことって、なかなかできるもんじゃないよな〜って思った木曜日。 おじいさんと触れ合った後に、ニヤついてしまった僕は、てれ隠しのためにスマホに目を向けていたのでした。

みなさん、「席を譲ってますか?」ではなくて、(って、これも大事だけど)、「素敵な大人になってますか?」、と、自問自答したことを、お伝えいたしました。 どうぞ、師走の忙しない(早口言葉みたい)日々ですが、お身体ご自愛くださいませ。


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