例えるなら稲垣吾郎のように

写真展で、あごに手を置きながら「この写真いいよね…」なんてキザな言葉が言えるわけもなく、「はて、この写真の良さってどこだろ?」と心の中であたふたすることが多い僕。 横浜美術館で開催されている、石内都さんの展覧会「肌理と写真」へ行ってきました。 内容は言わないけど、とてもよかった(少しは説明せーよ)。 写真に対して「この構図が」とか「この技法が」とかってことではなく、なんだか身体で写真を浴びるような感覚で、今までにない体験的な写真展だったからっす。 今まで、巨匠と呼ばれてきた写真家さんの作品を見ても「ぽかーん」としてしまうことが多かった僕。 さっきまで、「写真の魅力って難しいなあ」って思っていた僕を、石内さんが「あなた、写真をもっと楽しめるんじゃないの?」と、そーっとオカリナを吹くように僕にささやいてくれた気がします(どんな説明や)。 この展覧会は2018年の3月まで開催されてますので、この感覚を「ああ、それ分かる、うんうん」なんて分かち合える人がいたら、ぜひハイボール(糖質制限中)で乾杯したい気持ちです。 みなさん、横浜に来た際は、中華街で焼き小籠包をテイクアウトして、横浜美術館へ。 美術館は食べ物の持ち込みは禁止ですので、たどり着く前に、歩きスマホならぬ歩き焼き小籠包は控えて、ベンチなどでお楽しみください。
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《 information 》
《日程》
1月19日(金)〜1月28日(日) 12:00〜18:00 休:火・水
《場所》
①器とギャラリー ヨリフネ
横浜市神奈川区松本町3-22-2 ザ・ナカヤ101
②H.Funayose gallery
神奈川県横浜市神奈川区反町4-32-8
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Hiroyuki Funayose