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“変化すること”は、よいことか

「この仕事どうですか?」なんて言われて、楽しそうだなってときは後先は考えず「やります!」って言ってしまいます。 でも、自分の能力なんて気にせずにOKしてしまうので、受けてから「よくよく考えると自分の能力だと受けちゃダメだよ」なんて不安になり、その先に焦りは絶頂に達します。 会社員だった頃は、自分の能力(ぜんぜんできなかった)がバレていたから、「お前はこんなもんだろ」と査定されて仕事を振られてたし、「これやりたいっす!」なんて本心では思ってないことを一応言うことがほとんどだったから、今みたいに「いやー、やるって言わない方がよかった」って後悔することは少なかった気がします。 本心でやりたいと思わずに会社員を続けるとどうなるか。 チャレンジをしなくなります。 当時、僕は「チャレンジして失敗なんかしたら、怒られて評価は下がるし、残業も増えちゃうから、言われたことだけやればいいや(それもできてなかったけど)。そしたら、週末は休みもらえるし、そこまでなんとかガマンガマン」なんて思っていたわけです。 だから、会社員時代に成し遂げたことを聞かれると「うーん、なんだろうな」と、ごまかしつつ、心では「本当になにも成し遂げてないな…情けない」と奈落に落ちていく状態(かなり深い)。でも、そうかといって、環境を変化させるのは怖いから、結局ガマンしつつ会社に通っていました。 そこから数年、今は後先考えず楽しそうなことに飛びつき、わりとチャレンジするようになりました。 そんなときには、もれなく会社員時代の僕が「チャレンジなんてしなきゃいいよ。だって、それ失敗したら、この先の仕事なくなるよー」と耳元でささやくわけです。 その言葉に僕は1度屈します(がんばれよ)。 でも、引き受けた以上はがんばるし、「もう、やーめた」って諦めることも(今のところ)ないし、なにより好きなことを成し遂げたあとの「おおーーー、なんとかできた」っていう心地よさがあることを知ってるから、会社員時代にはできなかったチャレンジに手をあげることができています(僕の場合ですが)。 あれ、そもそも、なんでこんなことを書いてるんだっけ? それは、今まさに僕はチャレンジしていて、失敗をとても恐れているから(もう会社員時代の僕が肩に座ってる)。 その気持ちを打ち消すために、ここで自分を奮い立たせようとしているわけです(迷惑)。 まあ、周りからみたら全然チャレンジに値しないかもしれないので、失敗したら笑ってやってください。


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