一カ月くらいSNSをやめてたってよ
と言っても、意識的にではなく、5月中旬からSNSを見たり投稿したりすることが苦しくなって徐々にSNSを見ない時間が増えました。どうしてなのかは自分でもよくわからないけど、この一カ月を通して、僕は少なからず2つの気づきを得ました。 ひとつは、「SNSがなくても人は生きていける」ってこと。mixi(懐かしいよね)からはじまり、すでに10年くらいは毎日利用していたSNS。そんな身体の一部(みたい)になっていたSNSをすんなりとやめることができた理由、それは、長い間SNSに踊らされ続けた結果、僕の心の疲れがピークに達したからだと思います。僕に染みついていた「SNSがないと生きていけない(のかも知れない)」って考えはこの一カ月で崩れ落ち、今はSNSに翻弄されずとても健康に(というかむしろ健康に)暮らしています。 もうひとつの気づきは、「知らないことが心地よい」ってこと。SNSを頻繁に使っていた時期は、誰かと会ったときに、「最近○○したんだって? インスタで見たよ」と、相手の近況を知っている前提で話していたことに気付きました。SNSを見なくなってからは、「えっ、そんなことあったの!」とか「あの人、そんなこと思ってたのか」って、直接会って知ることが増え、その「知らない」って感覚がなんだか懐かしく、また新鮮に感じました。僕は情報を追い続けるうちに「知らないことは恥ずかしい」って感覚が大きくなり、少しずつ自分の首を絞めていたような気がします。 他にも、SNSから少し距離を置くことで、「知りたい情報」を失うことと引き替えに、「知らなくてもいい情報」が入ってこないってメリットを感じました。それと同時に、自分が得ていた情報に「知らなくてもいい情報」が多くの割合を占めていたことも実感したしね。 でも、そんなメリットを感じた反面、「思いがけない情報が知れない」とか「自分の活動(仕事とかね)をアピールできない」ってデメリットも感じたから、一概に「SNSは、やらない方がいい」なんて言えるわけがない(これからもやるからね)。だけど、この一カ月を通して、自分なりのSNSの距離感を(少しは)つかめたと思うし、加えて、「実際に人と会うって大切だよなー」とあらためて気付かされました。 そんなことを感じた思いつき人間の僕は、顔と顔を合わせて相手を知る時間を作りたいから、来週末に「ヨルフネ」を開くことにしました。 6月30日(土)18時半〜22時 場所:ヨリフネ(横浜市神奈川区) SNSで投稿したいことでも、そうでないことでも。淹れたてのコーヒーとかお酒を飲みながら、一緒にいろんな会話できたらと思っています。お暇なら来てよね。ゆるりとお待ちしております。 追伸、こんなこと言ったけど、ちょくちょく投稿していきまーす。お暇なら見てよね。