あなたは失敗談を話せますか
なにを隠そう(って隠さないけど)僕は30代前半までは、八方美人で愛想良く(自分で言うな)、自分の失敗や弱さを表に出すことができませんでした。 なんでだろ……考えること5時間(長すぎ) おそらく、自分の生き方に自信がなく、外面だけは(反町隆史のように)カッコよく見せたかったのだと思います(反町はウソ)。 当時、僕が話してたことなんて、とても薄っぺらい内容で(今もだけどな)、本当のことより50パーセントくらい盛って話してたから(当社比)、そんな話って誰が聞いても面白くなかっただろうなぁー、と振り返るわけです。 そこまでして自分のイメージを守り続けてだけど(ってか、守らなきゃ生きられなかった)、それは会社員を辞めることで、もろくも崩れ堕ちました(いとも簡単にね)。 ほぼ何も考えずに会社員を辞めたので(無謀 、笑ってやってください)、その後、僕は仕事を見つけるために一切のプライドを捨てる必要がありました。 . 一応蓄えはあったけど、「この先、もし仕事が見つからなかったら…」「こんな自分を採用したい人がいるのか」なんてどんどん不安なり、みるみるプライドはなくなっていくんです、これが(弱さ満開)。 気持ちがとことん落ちたとき、「結局、うわべだけで採用されても、この先つらくなるな」ってことと同時に、「良いも悪いも素の自分で勝負しなきゃ」って思うようなりました。 今ここにいる自分が全てだから、ってね。 そこからは、素の自分を知ってもらって、それでも「しゃーねーなー、仕事よろしく」って言ってくれる人をひたすら探しました。 そこから1年ちょっと、おかげさまで今では沢山の方にお世話になりつつ、想像もしていなかった世界でとても楽しく(まぁ、時には大いに悩むけどな)仕事をしています。 . 素の自分を出せるから、オンもオフも(って、もはや区別がないけど)無理せず飾らずリラックスして毎日を過ごせてるのかな、なんて思うわけです。 まぁ、会社員辞める前から、「なんか、自分の好きな人たちは、よく失敗談を笑いながら話してるなー」って気づいていたけどね……それがなにを意味するのか当時は分からなかったなぁ。でも、今なら(なんとなく)分かるっす。 あっ、あと、自分もそうだったから「この人の話って、なんか盛ってるな、カッコつけてるなー」って気づくようになりました(いらない能力)。 と言っても、「その話、盛ってるよね」なんて、会社の給湯室長みたいなイビり方はしないので、ご安心を。 . そんな、素の自分を出したから、わりと人生が開けた(と思っている)僕は、次回の「立体」(夜にお酒飲んで話すやつね)のテーマを、「あなたの失敗談言えますか?」にしようかと(ゆらゆら帝国で)考え中。 日程は8月4日(土)18時半から、マイワイフの店、ヨリフネで。 素になって失敗談を話すことで、あなたの魅力はどんどんアップする、はずです(これ、わりと確信)。 僕も失敗談を貯めておきまーす、まぁ、そんなの無限にあるしね(つらい 笑)。 ごきげんよう(終わったけど)のサイコロを用意しときます。「何が出るかなー」って振っても、全部の目が「失敗した話」だけど 笑。 お時間ある人はぜひお越しくださーい。