
19年前の自分、死ぬんじゃねーぞ
2000年、僕は大学生でした。
当時はろくに大学にも行かず、バイトしてサッカーして、だらだらして。
未来なんて考えず、今をなんとなく過ごす。典型的なそっち側(どっち側だよ)の大学生をしてたなー。
ただ、そんな僕でも夢中になるものがあったんすよ。
ひとつは松本大洋先生の名作『ピンポン』。
自由奔放でお菓子好き、幼い頃から天才と呼ばれながらも、その実力を過信してしまいのちに大きな挫折を経験。その後、幼馴染の一言で奮起し、復活を遂げる主人公のペコ(右ペン・前陣速攻型)に憧れていた僕(まわりくどいな)。
あまりにも影響を受けてたから、その言動を真似したり(病気)、当時実写化された映画を7回観たり(これも病気)、まぁ、とにかくペコ熱にうなされていたわけです(まさに病気)。
そして、もうひとつ夢中になったもの。
それがロックバンド・THE YELLOW MONKEY(以下「イエローモンキー」)。
高校時代にサッカー部の同級生、やもりくん(ボランチ)に「これ聴いてみ」ってCDを渡され(たぶんそんな感じだった)、彼らと出会