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先日体験した“問題作”の話


生まれてこのかたライブを観に行く機会はたくさんあったのだけど、先日行った藤井隆主宰ライブは、今までのライブ経験を凌駕する衝撃の体験でした。 藤井隆は「ナンダカンダ」(名曲)以降も曲をリリースしているそうで、この日はニューアルバムのリリース記念イベントでした。 なんでも、藤井隆のニューアルバムは全曲にタイアップが付いたという奇跡が起こり、ライブで藤井隆が披露する曲では、バックにそれぞれのタイアップCMがループで流れるという、これまた奇跡。 その後、堂島孝平による真面目なライブを挟み、椿鬼奴、レイザーラモンRG、バッファロー吾郎が登場。 本日のメインイベントはここから。 藤井隆の曲とタイアップした新型オーブンレンジがステージに登場。 レンジで野菜や肉のグリルが完成すると、た突如、各人がカラオケタイムに突入。様々な調味料をできたてのグリル料理に振りかけながら、踊りながら食すという謎のパフォーマンスが始まりました。 カラオケの歌に合わせて、「バジルーー!」「ブラックペッパーーー!」「ソルトーーー!」などの掛け声がこだまする会場。 最初はこのパフォーマンスに笑いが起こってていたけど、だんだんと藤井隆以下ゲストも手持ち無沙汰になり、どんどんカオスな状況に…。 そんな宴は1時間(笑)くらい続き、最後はステージ上でカラオケを歌い、酒を飲み、野菜のグリルをつまむという、言わば“悪ふざけ”と化したライブ会場の姿に変化しました。 終演後、「実験的なライブでごめんなさい 笑」って藤井隆は言っていたし、自分たちも衝撃の時間過ぎて困惑していたけど、その日の様子を思い返すと、ジワジワ笑顔になっている自分がいるから不思議です。 この企画は今までにない新しいライブのカタチを見たのだと思います。おそらく。 パフォーマンスをお仕事にしているみなさん、ぜひ上記を参考にしてみてはいかがでしょうか。


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